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山形のうまいもの

ハタハタ|ハタハタ科|旬:6月、9月〜12月

雷鳴がとどろく荒海だと大漁に

ハタハタ

 なぜか雷鳴とどろく海の荒れる日、産卵のため大群で浅瀬に押し寄せるので雷魚とも呼ばれ、漁師泣かせの魚としても知られる。11月下旬から12月頃、深海から産卵のために大群をなして接岸するハタハタを目当てに、釣り人が岸壁に大勢立ち並ぶ光景は、庄内海岸の冬の風物詩となっている。
 旬は9月から12月。さっぱりとした湯上げ(茹でて醤油をかけて食べる)や塩焼き、煮付、醤油漬、天ぷら、麹で漬け込んだハタハタずし、一夜干しなどが好まれている。庄内地域では、毎年12月9日の大黒様のお歳夜(豊作と子孫繁栄を祝い・願う日)に、ハタハタを甘味噌の田楽にして食べる風習がある。
 ブリコと呼ばれる卵は歯ざわりの良さで人気があり、乱獲されることから禁漁になったこともあるという。その時「ブリの卵」とごまかしてひそかに売買されたことから、ブリコと名が付いたと言われる。

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