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ホーム知る山形んまいもの探しの旅「ペロリンが行く」 > Vol.4:観光わらび園

vol4観光わらび園


樽口観光わらび園に到着〜!


足水川のせせらぎ。ところどころにまだ雪も残っているよ。


「山菜のプロ」樽口観光わらび園代表の佐藤和美さん。


わらび園全景。山焼きしてあるのがよく分かるペロね。


ほら、おいしそうなわらびがニョキニョキ生えてるペロ!


思い思いの場所で、わらびを採っています。


うわ、袋の中はわらびでぎっしり!お母さんの長靴姿に、気合いを感じたペロよ。


仙台から訪れていたご夫婦。成果に大満足の笑顔かな?


渡辺はまさん(左)と渡辺和子さん。「山菜は自然の恵みだよ」


お味噌汁のサービスには長〜い列ができていました。


スタッフの皆さんが採ってきた新鮮な山菜も販売しています。「うどの葉っぱの佃煮」を試食してみたペロ。ちょっぴりほろ苦い春の味です。


「きれいな水にしか棲まない」いわなの塩焼きは、小国町ならではのおいしさだね。


新潟から来た団体さん。「今日はほんとうに楽しかったわ〜」


スタッフのみなさんと記念撮影。大変お世話になりました!


■山形県小国町と観光わらび園の情報は、小国町のHPでご確認下さい。
http://www.town.oguni.yamagata.jp/
[ホーム:観光情報 > おすすめレジャー]

こんにちわ、ペロリンです!みなさん、お久しぶりだペロ〜。「ペロリン、いいお天気だし、一緒にわらび採りに行ってみない?」そう僕を誘ってくれたのは、ご近所のハリキリ主婦・むっちゃん。そういえば去年も「おすそ分けだよ〜」って、むっちゃんからおいしいわらびをもらって食べたっけ。「うん、行く行く、連れてってペロ!」
こうして僕たちは、自然がいっぱ"白い森の国"小国町にやってきました。新緑がと〜っても気持ちいい山あいの道を、マイナスイオン浴びまくりながらの楽しいドライブ。明るい陽射しと「さやさやさや〜ざわざわざわ〜」と流れる川のせせらぎ、澄んだ山の空気……ん〜、最高だペロ!リフレッシュだペロ!よぉ〜っし、自然のパワーも充電できたし、初めてのわらび採りにチャレンジするペロよ!

2005.05.29取材 取材地:小国町

わらび園は自然のテーマパーク!?

「たぁ〜っくさん、採るぺロよ〜!」と意気込んで到着した観光わらび園入り口で僕たちを出迎えたのは、開園前から道路にずら〜りと並んだ車、車、車……の列。駐車場には山形ナンバーはもちろん、宮城、新潟ナンバーの車もいっぱい止まっているぺロよ。
小国町は面積の96.3%が林野という山菜の宝庫。町内には11ヶ所も観光わらび園があって、5月中旬から7月上旬にかけてのわらびのシーズンには、県内外から訪れるた〜っくさんの人で賑わうんだって。
僕たちがやってきたのは、小国町樽口にある「樽口観光わらび園」。陽射しを浴びてきらきら、透き通った水が流れる足水川をはさんで東西両側に広がる山30ヘクタールがわらび園の敷地!うわぁ〜、ひろ〜いっ!
樽口観光わらび園は今年でオープン30年。シーズン中は、樽口地区の10軒のおうちのみなさんがスタッフとして、わらび園に訪れるお客さんのお世話をしてくれます。代表の佐藤和美さんはじめ、みんな「山菜のプロ」なんだペロ。
この日はちょうど今シーズンのオープン初日ということで、300人を超すお客さんが訪れていました。
今年は大雪と春の寒さの影響で、いつもの年より2週間オープンが遅れたけど「雪が多い年はわらびも豊作」なんだって。「まだ今は出始めだけど、これからもっともっといっぱい出てくるよ」と佐藤さん。さてさて、さっそくわらびを採るペロよ〜っ!

わらびの達人に聞く!

「ペロリン、ちょっと待ったぁぁぁ〜!」

「なぁに? むっちゃん。早く採りたいペロよ〜。わらびが僕を呼んでるペロよ」

「ほら、帽子とタオルと軍手ね。それから忘れちゃいけない、採ったわらびを入れるカゴも持った?」

「あっ、長靴忘れてきちゃった。あーん、むっちゃん、持ってきてよ〜」

「あははは、ペロリン。あわてないあわてない。動きやすい服装で、長靴がなくても滑りにくい運動靴を履けばOKだよ。それに、来てくれたお客さんみんなが、たくさんわらび採りを楽しめるように、ちゃんと管理してあるからね」

スタッフの米野秀宣さんと渡辺拓磨さんです。

「わらび園は自然の山を利用したものだけど、まったく手付かずのままの山で山菜を採るのは大変でしょ? 観光わらび園は、お客さんが楽しく怪我なくわらび採りを楽しめるように、5月に山焼きをやってカヤを焼き払い、オープンにそなえます。山焼きした後、2週間ぐらいするとどんどんわらびが出てくるんだよ。山焼きをするのとしないのとでは、わらびの生長にも違いがあるしね」

へぇ〜、そうなんだ。そう言われてよく見ると、確かにカヤにじゃまされずにスイスイと歩いていけるようになってるペロね。
シーズンが終わった後も、肥料を振ったり、雑草を刈ったり、きちんと手入れして、また次の年、たくさんのお客さんを迎えられるように管理しているそうです。 採りごろで、おいしいわらびの長さはだいたい30センチぐらいのものなんだって。穂先がまだ開ききっていないのが一番柔らかくておいしいんだそうです。
「ペロリン、わらびは採れば採るほど出てくるんだよ。根っこで増えていくんだけど、採らないままにしておくと、出たのが育って穂先が開いてそこで終わってしまうんだ。採れば採るほど、子孫を残そうとして、負けずにニョキヨョキ出てくるんだね」と渡辺さん。続けて米野さんも「だから、育ちすぎて固くなったものを見つけたら、採らなくてもいいから踏んづけてきてね(笑)。そうすれば、そこからまた出てくるから」と教えてくれました。

ニョキニョキ、たっくさん!

ちょっと傾斜があるけど、先に山に入ったお客さんたちは慣れた様子でわらびを採りながら、どんどん斜面を上っていきます。さて、わらびちゃんは、どこに生えてるのかな?

わぁ〜っ、あっちにも、こっちにも!ニョキニョキニョキニョキ、たっくさん生えてる!探す手間要らずだペロよ。むっちゃんのカゴも、あっという間にズッシリ重くなっています。お店で見かけるようなわらびよりも太くて、まだ出始めだからちょっと長さは短めだけど、わらびの柔らかさが指先から伝わってくるよ。

これは、うまそう〜っ!

それに、初めてでもこんなに採れると、すっごく楽しいぺロ〜!病みつきになっちゃいそうだペロ!「常連さんも、多いんだよ」ってスタッフさんが話してくれたけど、うん、僕にもその気持ちが分かるような気がするよ。

自然の恵み、自然の香り…。今は山菜もお店で手軽に買えるようになったけど、やっぱり自分の手で採った新鮮なものを食べる、コレが一番ゼイタクなことかも知れないペロね。

足元のわらびをどんどん夢中になって採ってたら、いつの間にか、こんなに上まで来ちゃったよ。「うわぁー、気持ちいいねぇー」
見て見て、この眺め……。時々は手を休めて素晴らしい景色をゆっくり楽しんで。でも1時間もするともう、カゴの中は採りたてのわらびでぎっしり。


ふぅ〜っ、ちょっと一休み。いい景色だペロね……癒されるペロよ……。

新鮮な自然の風味を生かして…

スタッフの渡辺はまさん、渡辺和子さんに、おいしいわらびの食べ方を聞いてみました。

「一番おいしく食べるには、まず、あく抜きに木灰を使うこと。重曹を使うよりおいしくなるの。料理法はさまざまあるけど、自然の風味を生かした簡単な料理法がいいよ。おひたし、一本漬にしてもいいし、冬でも食べられるように塩漬けにしたり」

あく抜きのやり方も教えてもらいました。

「わらび1キロをボウルに並べて木灰60グラムをふりかける。熱湯3リットルを注ぎ入れて、わらびを上下に混ぜる。冷めてからワラビをよく洗い、3リットルの水に塩50グラムを入れてわらびを浸しておく」

渡辺さんたち女性スタッフは、わらび採りを終えて山から戻って来たお客さんにサービスする山菜のお味噌汁を作っていました。中の「具」は日によって変わりますが、今日は「わらび、うるい、あいこ」。自分の土地からそれぞれ採ってきたばかりの新鮮な山菜です。おいしそうな匂いに、僕のお腹もグーって鳴っちゃいました!お客さんたちもサービスの列に並びはじめています。僕も、もっちろんいただきました!ちょっぴりほろ苦いわらびの風味が溶け出していて、なんとも言えない素敵なお味!おかわりしたくなっちゃったペロ。

自然の中の笑顔のふれあいが最高!

お昼になりました。休憩所には、おにぎりやお漬物を広げながら思い思いにくつろぐお客さんたちの輪がいくつもできていました。休憩所の販売コーナーでは、いわなの塩焼きが香ばしい匂いを放っているぺロよ。地元の小玉川で育てられているものなんだって。
新潟県阿賀野市からマイクロバスを2台連ね、今日は30名のグループでここを訪れていた「新友会」のみなさんにわらび採りの感想をうかがってみました!

「観光わらび園には毎年来ています。こうやってみんなでわらびをたくさん採って、おにぎり食べて……自然の中で和気あいあい、最高です。わらび採りそのものも楽しいけど、ふだんの日常では、こういう自然を満喫しながら思う存分に楽しむっていう機会は少ないですからね。」
「わらびはシンプルにおひたしとかで楽しむのが新鮮で一番いいですね。あとは漬けておいて知り合いに分けてあげたりすると大変喜ばれますよ。こっちのわらびは、とっても柔らかくておいしいですから。いわなの塩焼きも本当においしいし、来年もまた来ようと思ってますよ。」

さやさやとそよぐ新緑の風が、みんなの笑顔の花を揺らします。毎年このシーズンを楽しみに待っているお客さんも多いみたいだぺロね。
販売コーナーの米野和扶(かずもと)さんは、

「ふだんは人の出入りが少ない地区ですが、シーズン中はたくさんのお客さんとこうやってコミュニケーションが取れて最高ですね。30年前にこのわらび園ができた当初から毎年来てくださっているお客さんもいるんですよ。『今年も来たよ〜』って、おみやげをいただいたり、お返しにこちらも山菜をプレゼントしたり。そういうお客さんとのふれあいが、一番の楽しみなんです。」

と目を細めながら話してくれました。

あ〜、きれいな空気を胸いっぱい吸って、新鮮なわらびを採って、おいしいいわなの塩焼き食べて、採れたての山菜のお味噌汁を飲んで……んっんっんん〜〜、満腹満腹、僕も今日は大満足だペロ!

むっちゃん、来年もまた一緒に来ようね!

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