メニュー

おいしい山形キーワード検索

ホーム知る山形んまいもの探しの旅「ペロリンが行く」 > Vol.52:大蔵村の棚田と肘折温泉

大蔵村四ケ村の美しい棚田と幻想的な「ひじおりの灯」。

もうすぐ実りの秋。「今年も、ん〜まい新米が食べられる!」ってワクワクするペロね
稲穂が風に揺れる田んぼは、米どころ山形の原風景≠セけれど、その中でも里山の斜面に段々田が続く棚田の風景はとってもきれいで、棚田でつくられる「棚田米」も貴重なお米として注目されているんだって。

そこで僕は、棚田の魅力を紹介する「棚田カード」を作成した山形県農林水産部農村計画課の方を訪ねて、お話を聞いたペロン。

そして、「やまがたの棚田20選」の一つに選ばれた大蔵村の四ケ村(しかむら)には、地元の食材を使ったふるさとの味≠ェ味わえる「ふるさと味来館」や、近くに情緒たっぷりの肘折温泉があるって教えてもらったペロよ。新米にはちょっと早いけど、僕の食欲、じゃなくて好奇心がムクムク。もう待ちきれなくて、大蔵村へ棚田探険に行っちゃうペロ〜ン♪

2018.8.18取材 取材地:大蔵村

美しい棚田の魅力や地域の取り組みを発信し、棚田を次の世代へ

農村の里山に階段状に続く美しい棚田は、米どころならではの風景。山形県では、この棚田のすばらしさやそれを守る地域の活動を広く発信して、地域活動の輪を広げ、棚田を次の世代に引き継いでいくため、平成19年度に「やまがた棚田20選」を選定したペロね。

そして、今年3月には、その中の7地区を紹介する「棚田カード」を作成したペロ。お米大好きの僕は、どんなカードか知りたくなって、山形県農林水産部農村計画課の佐藤みどり主査にお話を聞いたペロよ。

「やまがた棚田20選」の中から7地区の「棚田カード」を作成

今回の「棚田カード」は第1弾で、椹平(朝日町)・大蕨(山辺町)・四ケ村(大蔵村)・中沢(村山市)・深山(白鷹町)・大網(鶴岡市)・越沢(鶴岡市)の7地区を紹介。表は棚田の風景写真、裏には棚田のなりたちや平均勾配、標高、田んぼの枚数などのデータが載っていて情報満載ペロ〜!

「あらためて棚田の魅力や地域の方たちの取り組みを知ってほしいと、カードをつくりました。県外の方はもちろん、山形県に住んでいても棚田を見る機会は少ないので、県内の方にも好評なんですよ」と佐藤主査。

僕も「棚田カード」がほしくなったけど、カードは各地区の配布所に行かないと手に入らないんだって。「実際に現地に足を運んで、棚田の美しさを実感してもらいたいので、カードがそのきっかけになればと考えているんです」と佐藤主査はにっこり。よ〜し、僕も棚田を見に行くペロね〜!

手間をかけ、月山と葉山からの伏流水で育てた四ケ村の「棚田米」

僕が向かったのは、大蔵村四ケ村の棚田ペロ。「四ケ村」という地名が地図に載っていなくて不思議に思ったけど、豊牧・沼の台・滝の沢・平林の4つの集落の総称なんだって。この四ケ村の棚田は約1,900枚もあって、県内屈指。「日本の棚田百選」にも選ばれているペロね〜!

そして、この棚田で生産されたお米は四ケ村の「棚田米」として販売されているそう。僕は、まず大蔵村棚田米生産販売組合の須藤敏彦組合長に「棚田米」のことを教えてもらって、棚田を案内してもらったペロン!

須藤組合長は、四ケ村で代々米づくりをしている農家さん。いま、四ケ村の棚田はきれいに整っているけれど、50年ほど前までは1枚1枚の田んぼの面積が小さく、いろいろな形をしていて、すべて手作業だったとか。

それが昭和43年頃に基盤整備されて現在のような棚田になり、「田んぼに農業機械が入れるようになって、だいぶ効率がよくなりました」と須藤組合長。とはいえ、平地に比べて棚田の手入れや農作業は大変な労力ペロね。

四ケ村の「棚田米」はそうした手間をかけ、月山と葉山からの伏流水で育てたおいしいお米。3年前に生産者10人で大蔵村棚田米生産販売組合を設立してブランド化を進めているペロ。「美しい棚田を守るためにも、『棚田米』を通して消費者の方に協力してほしいですね」という須藤組合長の言葉に、僕はますます「棚田米」をもりもり食べる気満々になったペロン♪

地元の食材を使った昔ながらの郷土料理が味わえる「ふるさと味来館」

棚田の美しい風景に感動して大満足の僕。お目当ての四ケ村の「棚田カード」がもらえる「ふるさと味来館」にやって来たペロ。

館内に入ると広いホールがあって、その正面に「棚田カード」を発見!これで、まず1枚ゲットしたから、ほかの棚田にも行ってカードを集めるのも楽しみ。全部そろえてお友だちに自慢しちゃうペロね〜。

この「ふるさと味来館」は、大蔵村の郷土料理を伝承し、特産品の研究開発などを行って地場産業の振興を図るためにつくられた施設で、地域の情報交換の場にもなっているところ。そばや山菜など地元の食材を使った昔ながらのふるさとの味≠ェ味わえて、そば打ち体験もできるペロよ。

優しい笑顔で迎えてくれた須藤千代子さんに「こんにちは!」ってご挨拶したら、僕のお腹も一緒にグ〜ッて。そうしたら須藤さんが、「ペロリン、自慢のおそばを食べてね」って、おもてなししてくれたペロ〜!

「ふるさと味来館」のそばメニューは、「板そば」「鶏そば」とその両方が味わえる「とりもり」の3種類。そば粉は大蔵村産の最上早生で、館内の製粉機で使う分だけ粉に挽き、須藤さんたちスタッフが自らそばを打って茹でる、まさに「挽きたて・打ちたて・茹でたて」のそばペロン。

僕がお願いした「とりもり」は少し量が多めだけど、ペロリとたいらげてもう満腹。そばの香りがして、おいしかったペロ〜ン♪

灯籠絵展示会「ひじおりの灯」と「肘折夜市」で夜もにぎやか!

大蔵村とくれば、やっぱり肘折温泉。開湯1,200年を超え、いまも湯治場の風情が残る温泉ペロ。ちょうど灯籠絵展示会「ひじおりの灯(ひ)」が開催されていると聞いたので、ちょっと足を延ばして行ってみるペロ〜!

四ケ村からしばらく車を走らせると見えてきたのが「肘折希望(のぞみ)大橋」。大きなS字カーブの形と朱色の欄干が印象的で、この橋を降りていくと肘折温泉ペロね。この日は、温泉街に屋台が並ぶ「肘折夜市」もあるんだって。どんなん〜まいもの≠ノ出会えるか、楽しみペロね。

湯治場とアートのコラボレーションが肘折温泉の夏の風物詩に

肘折温泉は、道の両側に旅館やお土産物屋さんが軒を連ねる温泉街。湯治場のイメージが強いけれど、若いお客さまも結構多いペロね。のんびり歩きながら温泉情緒にひたっていたら、ひじおりの灯実行委員会の早坂隆一委員長にお会いしたので、「どんなイベント?」ってあれこれ質問したペロ。

早坂委員長によると、肘折温泉が開湯1,200年を迎えたとき、「何かアートとコラボしたイベントができないか」と考え、東北芸術工科大学に協力してもらって、旅館やお店の軒先に灯籠絵を飾りはじめたんだって。今年で12年目になり、今回は40基を展示。「夕闇の中、灯籠の灯が温泉街を優しくつつむ光景は、すっかり肘折温泉の夏の風物詩になりました」と早坂委員長。とってもロマンチックで、物語の世界にいるみたいペロ〜!

もう一つのお楽しみが「肘折夜市」。肘折温泉は朝市が有名だけれど、夜の温泉街もにぎやかに…と昨年からはじまったイベントペロよ。今年は4回開催され、大蔵村内外から出店した屋台が10軒ほど並ぶペロね。

通りには、はちみつや自家焙煎珈琲、餃子やクッキーなどの屋台が出て、お客さんとの会話も弾んでるペロ。僕も、今日は朝から夜まで、大蔵村の自然と郷土料理と温泉をた〜っぷり満喫したペロリン旅だったペロ〜ン♪

▲ページのトップへ