ホームおいしい山形コーナー > ハッシュ・ド・ラ・フランス




【1】 豚肉は一口大に切り、炒めて塩コショウで調味し取出しておく。
【2】 バターで小麦粉を弱火で茶色に炒め、スープでのばす。
【3】 つぶしにんにくと薄切の玉ねぎを飴色に炒め、赤ワインとおろしラ・フランスを加えAをのばしながら入れてあくをとりケチャップ・ソース・ローリエと肉を加え10分煮る。
【4】 塩コショウで味を整える。ローリエは取除く。
【5】 皿にご飯を盛り【4】をかけグリンピースをちらす。
ワンポイント
 ラ・フランスは生食でも口当たりがよいおいしい果物です。特有の香り高い果肉がそのままいかされているペーストを使用しているので、子供達に人気のメニューになることでしょう。
 ごはんもすすんで、食欲増進につながります。


◆ポイントは、「食べ頃の見極め」◆
「追熟」ってなんだろう?
 ラ・フランスをおいしく食べるには、収穫後に一定の期間をおくことが必須の条件になります。樹上で完熟、もぎたての味が最高というほかの果物とは大きく違っているのです。
 木から獲ったばかりのラ・フランスを、低温倉庫に入れて15〜20℃の適温のもとで期間をおきます。これを「予冷」と言います。そして10日から2週間の期間をかけて熟させることを「追熟」と言って、ラ・フランスのおいしさを位置づける重要なポイントとされています。
 正しい収穫時期に木からもぎ、「予冷・追熟」の期間を置くことにより、山形のラ・フランス特有の芳醇な香りと、なめらかな食感が得られるのです。
こんなに変わる味と栄養
 木から獲ったばかりのラ・フランスはクエン酸などの酸っぱい成分が多い上に、糖分が少ないのでおいしくありません。それに、果肉も固くてまるでじゃがいものような感じがします。もちろん香りもしないので「ホントに果物の王様、あるいは女王様?」と思われることでしょう。
 それが、追熟することによってグ〜ンと甘くなります。もともと含まれていた1.6〜1.8%程度のでんぷんがほとんど分解され、果糖、ショ糖、ブドウ糖などの糖分に変わります。酸っぱい成分はそのままなのに甘み成分が大幅に増えるため、コクがあっておいしい果物に生まれ変わるのです。
 また、果肉に含まれているペクチンは、追熟することで水溶性の比重が増すために、とろりとした滑らかな食感が生まれてきます。
 追熟する10日〜2週間の間にどんどんおいしさを増していくのがラ・フランスの特徴でもあります。「果報は寝て待て」という格言は、ラ・フランスのためにあるのでは…。
本当のおいしさに出会う
 ラ・フランスは、木になっている時とおいしく熟した時の外観に大きな変化が現れない分「食べ頃の見極めが大事な果物」とよくいわれます。でも心配することはありません。山形県自慢の「果物の王様あるいは女王様」だけに、わかりやすく信号を出してくれます。
 まず、甘〜くて芳醇な香りがとても強くただよってきます。和梨やりんご以上に芳しいので、それだけでもおいしいサインなのですが、ラ・フランスの肩を触ってみると間違いありません。ちょうど耳たぶくらいの柔らかさになっていたら大丈夫。1時間前に冷蔵庫で冷やして食べるのが、おいしく食べるポイントです。


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