平成28年10月、国道47号線沿いに庄内5番目の道の駅として誕生した「道の駅しょうない風車市場」。この道の駅の中に、農産物の直売所があるペロ。運営している庄内町農作物交流施設管理運営組合の相馬孝明組合長によると、もともとは昼食の会場になったこのお部屋での直売所からタートしたそう。いまは「主婦レストランいろどり」も併設して広くなり、このスペースはイベントコーナーとして活用しているペロね。

 直売所では月に一度、地域の人が手づくり小物やお菓子、カフェなどを出店する「ソーシャル風車市」を開いて、コミュニケーションを深める工夫も。相馬組合長は、「地元産のものを中心に、つながりのある各地の産地のものも販売していますが、基本的には食べて安心≠ネもので、健康志向のものです。これからは健康≠キーワードに品揃えをしていきますよ」って話してくれたペロン。


いよいよ昼食。庄内地方の郷土食や旬の野菜を使った多彩な料理がテーブルに並んで、「主婦レストランいろどり」の工藤むつ子さんが、メニューの説明をしてくれたペロ。写真の左上から、庄内豚の生姜焼き、小豆と餅米を混ぜたいとこ煮、庄内柿、餡かけ、砂糖味噌のしそ巻、からとりともって菊のごま和え、あけびの味噌煮、いたどりの炒め煮、赤かぶの酢漬け、ずいき芋の味噌汁、「つや姫」の新米のご飯と、とっても豪華ペロね〜。

 甘い餡かけは、この地域だけの伝統食で、おめでたいときに食べる晴れの日の料理だそう。うどんやそうめんの上に鮭か春にはさくらます、ほうれん草かニラ、ゆで卵を乗せ、甘い餡をかけたご馳走。ずいき芋の味噌汁には、酒どころ庄内らしく酒粕が入っているペロよ。どれもおいしくて、僕はおしゃべりも忘れてパクパクパクパク完食。もう満腹で大満足ペロよ!






お店には、地元産の野菜や果物、加工食品を中心に、ん〜まいもの≠ェ揃っているペロね。味噌は地元のおばあちゃんの手づくりで、根強いファンがいて売り切れちゃうそう。塩漬けのイタドリや山うどなど、昔ながらの保存食が並ぶ塩蔵品のコーナーも。塩抜きの方法や食べ方などを書いたレシピもあるペロ。それから、最上川や立谷沢川で獲れたカニもあってびっくり!カニは、お店に来た子どもたちも大喜びなんだって。

 北国の山形では採れない珍しいものがあるのも、この直売所ならでは。グリーン・ツーリズムの活動を通してつながりのできた愛媛県宇和島市の「宇和島虹色ツーリズムみかん部会」の方から直接、柑橘類を仕入れて販売しているペロよ。僕は、温暖な気候の土地で育った花柚子・レモン・すだち・グリーンレモンとお友だちになりたくって、「山形へようこそ!」ってご挨拶したペロ〜ン!


「道の駅しょうない風車市場」の前で、Aコースの参加者全員で記念撮影。皆さん、とても熱心に視察しているペロ。中でも、直売所の人にいろいろ質問しているJAしまね販売戦略室室長の須山一さんに、ちょっとお話を伺ったペロね。

 島根県では各地区のJAを統合して1つになった「JAしまね」が、いま県内107か所の直売所を管理運営しているそう。これまで出荷する農家の生産者コードは直売所ごとにバラバラだったけど、それを統一して、どこの直売所にも同じ生産者コードで出荷できるようにしているペロ。それによって農家は無駄なエネルギーを使わずに済むし、販売エリアを広げることもできるペロン。「ただ直売所に農産物を並べてくださいと言うだけではダメ。生産者が一生懸命につくったものを、私たちJAも一生懸命に販売する姿勢が大事なんです」と須山さん。力強い言葉から、熱い思いが伝わってきたペロ〜!

「道の駅しょうない風車市場」のマスコットキャラクター「ふうちゃん」。ここは風の強い地域なので、風の妖精≠イメージしてつくられたペロ。僕は、大きな空を自由に遊びまわっている「ふうちゃん」が大好きになって、すっかり仲良しになったペロね。

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