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果物|恵まれた気候が慈しむたわわな実り

収穫時期:9月〜12月

りんご|山形発の新種も加わり、味わい充実の「りんご」。

動画での紹介はこちらりんご56kりんご256k

りんご|日本一の蜜入り『ふじ』を作り上げた朝日町

ふじ|完熟を待って出荷できるため、たっぷりの「蜜」が味わえる。甘いだけでなく酸味とのバランスも良くまさに美味!

完熟を待って出荷できるため、たっぷりの「蜜」が味わえる。甘いだけでなく酸味とのバランスも良くまさに美味!(ふじ)

日本一の蜜入り『ふじ』を作り上げた朝日町

 果肉の中にアメ色の蜜がたっぷりと入った、山形産『ふじ』のおいしさは全国でも評判。その生い立ちを紹介しよう。
 かつて『ふじ』の栽培は袋をかけるのが当たり前だった。しかし1個1個袋をかけるのは手法としては安心だが、手間がかかり過ぎる。そこで昭和45年、山形県朝日町では、全国に先がけ『無袋ふじ』に取り組んだ。「袋が外れて育ったりんごを見ていて、無袋栽培もいけそうだと思った」と当初から関わった生産者。「木の形がうまさを表す」ことに着眼し、「新しい枝は6月まで30cm伸ばし、その後は実に栄養を回す」、「摘果は3回繰り返して吟味」ほか、技術的な面でも地道な研究を進め、着々と実行に移した。こうしてできた無袋ふじは、糖度が2度ほど上がって酸味も増え、これまでにないうまさのものとなったのだ。
 東京で試食販売をするなどして売り込んだ結果、なんと2年目からは有袋のりんごよりも値が高くついてしまったとのこと。「味にかけては日本一、東京の市場関係者の評価も一致しています」という。
 収穫期の果樹園。「太陽に透かすようにして、りんごのお尻を見る。うっすらとアメ色に見えるのが摘みごろ。ここまで待って出荷します」と生産者。試しに1個を割ってみると、蜜が大量に入り、ほおばれば甘さも香りも極上だ。

山形オリジナル『秋陽』、
2006年に市場デビュー

 そして2006年、待ちに待った山形オリジナルの新品種として誕生した『秋陽』にも注目したい。山形県の試験場が1991年、「陽光」と「千秋」を交配させ、満を持して市場デビューさせたものだ。
 収穫期は9月下旬〜10月上旬の中生種で、この時期のりんごは甘酸っぱさが特徴だが、『秋陽』は甘酸っぱい上に味が濃厚。パリパリとした食感はふじ以上で、色づきも良い。まさに「いいとこどり」のエリート品種として、生産者からの期待も大きい。
 「蜜」入りのしくみを説明しよう。植物は葉で光合成を行い、ブドウ糖などを作って養分とする。りんごの場合は、ブドウ糖がソルビトール(糖アルコールの一種)として実に送られる。熟度が増すとこれが促進され、大量のソルビトールが細胞のすき間にあふれだす。この状態が蜜入りで、完熟度に比例するものだ。
 どこの地方でも完熟すれば蜜入りりんごはできる。しかし出荷時期と気候条件とのかね合いで、蜜が入る前に収穫せざるをえないケースが多い。ところが山形県は、りんご本来のおいしさが生ずる完熟期と収穫期がみごとに合致し、出荷できるという恵まれた土地柄なのだ。
 今、山形県のりんご生産量は全国第4位。「日本一の蜜入り無袋ふじ」と「山形発のエリート品種秋陽」、王林、つがるなどなど。早生種から晩生種まで、おいしさのオンパレードが満喫できる。
 ところで、蜜入りりんごはそのままおくと、蜜が散ってしまう。「旬」の食べ頃サインを逃さずに、おいしいうちに食べたいものだ。

秋陽|中生品種には珍しく、色付きと味の濃さがある。甘さも酸味もたっぷりで、市場からの注目度が高い。

中生品種には珍しく、色付きと味の濃さがある。甘さも酸味もたっぷりで、市場からの注目度が高い。(秋陽)

★主な産地★

東根市・天童市・朝日町・山形市・大江町・中山町・寒河江市・南陽市・山辺町・米沢市・ほか

★主な品種と収穫時期★

りんごの収穫時期

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