「米」
米どころの山形県。山間部の冬の豪雪はそのまま山に貯えられ、やがて豊かな湧き水となって水田を潤します。肥沃な土壌に加え、年間・昼夜の温度差が大きく、稲作には最適な条件を備えた適地として広く知られてきました。
2025年9月25日掲載
米どころの山形県。山間部の冬の豪雪はそのまま山に貯えられ、やがて豊かな湧き水となって水田を潤します。肥沃な土壌に加え、年間・昼夜の温度差が大きく、稲作には最適な条件を備えた適地として広く知られてきました。
「つや姫」のルーツは、庄内地域の農家阿部亀治氏が育てた「亀の尾」で、コシヒカリの系譜でもあります。コシヒカリを超えるブランド米を育てたいと山形県が10余年の歳月をかけて開発し、2010年にデビューしました。
「つや姫」は、選ばれた生産者が限定された適地で、環境にやさしい栽培方法に限定して生産しており、更においしさと品質をチェックしてから出荷しています。日本穀物検定協会の食味感応試験(実際に食べてみて、食味を判断する)では、15年連続で「特A」の評価を獲得しています。 白く輝く大きな粒、炊き上がった時のいい香り、上品な甘みと程よい粘りが特長です。
2018年にデビューした「雪若丸」。倒伏に強いうえ、高温やいもち病にも強く、栽培しやすいのが特長です。また、近年の高温にも適応できる米です。
大粒で食べ応えがあり、あっさり上品な味わいで、しっかりとした弾力があるのが特長です。カレーやチャーハン、おにぎりなどに合います。
「はえぬき」は倒伏や病気に負けない安定的な収量性、絶対的な品質の高さを持つ「ユメのコメ」として、1992年にデビューしました。
米粒の張りがしっかりしていて、粘りもあり、歯ごたえが良いです。噛むほどに旨み・甘みが広がります。「はえぬき」は現在も県全体の作付面積の6割を占めており、業務用としても人気が高い品種です。
▼「つや姫」・「雪若丸」については、こちらもご覧ください。
・「つや姫」「雪若丸」 | 山形「つや姫」「雪若丸」ブランド化戦略推進本部
▼「米」のついては、こちらもご覧ください。
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