紅花は、アザミに似たキク科の花で、古名を末摘花(すえつむはな)、紅藍(べにあい)、久礼奈為(くれない)とも呼ばれ、7月の梅雨の時期から梅雨明けにかけて、真黄色の花を咲かせます。 原産地の中近東からシルクロードを経て、3世紀頃に渡来した紅花は山形で美しく花開きました。特に江戸時代においては、土も肥えて水はけもよい最上川流域は紅花の一大産地となり、山形の紅花は京都や大阪で大変重宝されました。 昭和57年には、紅花が山形県の花として定められ、山形県民に広く親しまれています。現在では、加工用品種の「もがみべにばな」や、切花用品種の「とげなし紅花」・「しろばな紅花」などが、山形県内の村山・置賜地方を中心に栽培されております。 |
紅花栽培の栄華と衰退、 復興、そして今… |
畑で紅花を栽培してみよう。 |
紅花からは黄色や紅色に染める ことができます。 |
歴史と伝統がつなぐ山形の「最上紅花」 〜日本で唯一、世界でも稀有な 紅花生産・染色用加工システム〜 |
県内で開催される紅花まつりの 日程、場所など。 |
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