「サクラマス」
サクラマスは、平成4年に山形県の魚に制定されました。
サクラマスの由来は、桜の季節に川を上ってくるから、あるいは身の色が桜色だからと言われています。
2025年3月25日掲載
サクラマスは、平成4年に山形県の魚に制定されました。
サクラマスの由来は、桜の季節に川を上ってくるから、あるいは身の色が桜色だからと言われています。
サクラマスとヤマメは、同じ親から生まれながら育ち方の違いでまったく見た目の違う魚に成長します。
親魚は秋に上流し産卵します。ふ化した稚魚は、川底で冬を越し、春には川の中を泳ぎ回るようになります。
翌年の春になると、海の生活向きに体表がスモルト化(見た目が銀白色に変化)するものと、そのまま変わらないものに分かれ、海に下る魚がサクラマス、そのまま川で一生を過ごす魚がヤマメになります。
早春に最上川などの川で取れるサクラマスは、特に「川マス」と呼ばれ、脂ののったおいしさは別格です。
庄内地域では、昔からよく食べられており、春のお祭りには欠かせません。
酒田市では素焼きのサクラマスにニラを添える「ニラマス」、鶴岡市では大根おろしを添える「染めおろし」が定番です。またサクラマスにうどんやそうめんを添えて甘い餡をかけた「サクラマスのあんかけ」も庄内地域では食されます。
身が締まり、脂がのっているサクラマスの美味しさを堪能できるのが「素焼き」。丸々と太っていて、腹部にくぼみがないものや身の色味が白みかかったオレンジ色(サーモンピンク)のサクラマスがおいしいとされています。
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