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ペロリンの山形旬情報

いちご

2024年3月25日掲載

今日の旬な農林水産物

「いちご」

山形県では、全国的に広く栽培されている一般的ないちご品種のほかに、春に旬をむかえる「おとめ心」や、夏から秋にかけて旬をむかえる「サマーティアラ」などの県オリジナル品種も栽培されています。


春の訪れを感じさせる「おとめ心」

県北西部に位置する庄内砂丘では、戦前からいちごの露地栽培が行われており、昭和40年代からはハウス栽培に移行しながら面積を拡大してきました。庄内の気候風土に適した新しい品種が待ち望まれていた背景から、県の試験場で14年の歳月をかけてオリジナル品種「おとめ心」が育成されました。平成16年に本格デビューし、香りが良く、甘みと酸味のバランスが取れたおいしいいちごとして市場から高い評価を得ています。

おとめ心

食味良好な夏秋「サマーティアラ」

サマーティアラ

主に冬から春に収穫期をむかえるいちごですが、ケーキ等の業務用を中心に、一年を通じて需要があります。しかし、国内では秋夏期の収穫量が少なく、輸入いちごが使用されていました。そこで、県では夏秋期にも収穫可能な「サマーティアラ」を育成しました。

平成22年に本格デビューした「サマーティアラ」は、光沢のある美しい果実外観が特長です。また、果実の断面にはきれいな赤色が入り、生クリームとあわせたときに見栄えが良いことも人気の理由です。食味良好で実も固く、日持ちが良いことから、市場から高く評価されています。



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