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ホーム作るやまがたの郷土料理:春の頃の郷土料理「凍み大根の煮物」

凍み大根の煮物 しっかりと煮汁がしみこんだ凍み大根は・・・
凍み大根は寒中に作ります。皮をむいた大根を適当な長さの縦二つ割り、または輪切りにして、箸で穴を開けひもを通し、少し透き通るまで茹でます。次に二時間ほど水にさらしてから、きれいな雪の上に並べて凍らせます。これを雪や雨がかからない軒下などに吊して干し、乾いたら家の中の風通しの良いところに吊しておきます。味が濃縮され、独特の歯ごたえを持った凍み大根は、一緒に煮込んだ身欠きニシンやじゃがいもを引き立てます。凍み大根自身も汁をしっかりと吸い込んで、噛みしめると口の中に豊かな味わいが広がります。田植えの時のご馳走です。

主な地方 最上地方
材料
●凍み大根/2本
●昆布/30cmを2枚
●身欠きニシン/4本
●人参/100g
●じゃがいも/200g
●砂糖/大さじ3
●醤油/1/2カップ
●油/大さじ3
●水/1カップ
●酒/大さじ2

凍み大根の煮物

作り方
  1. 凍み大根はぬるま湯に浸してもどし、2cm位に切って、ざるにあげて水を切っておく。
  2. 昆布は水でもどしておく。
  3. じゃがいもと人参は、大きめの乱切りにする。
  4. もどした昆布を結び昆布にする。ニシンは5cmに切る。
  5. 材料を鍋に入れ、水・調味料を加えて汁がなくなるまで煮る。

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