メニュー

ホーム知る山形のうまいもの:インデックス伝統野菜 > 畑(はた)なす

山形のうまいもの

畑(はた)なす|新庄市本合海畑(はた)地区

見た目が愛らしい!
直径10cmほどの大玉丸なす

畑(はた)なす

 最上川に沿った畑地区で栽培されているためこの名前がついた。直径10pほどにもなる大玉の丸なすで、7月下旬から9月に収穫される。
 畑なすは、北前船による舟運が盛んだった約300年前に最上川を行き来していた川船により種が持ち込まれたと言われている。畑地区はもともと畑作が盛んな地区で、以前は新庄市内まで野菜の行商に行っていた農家もいて、当時から畑なすは人気があったという。食料増産の時代に、野菜づくりから米づくりに変わり、畑なすの生産量は減っていったが、「美味しい」という理由から、細々とではあるが受け継がれてきた。
 大玉だが、皮が柔らかく、実はしまっているので、火を通しても形が崩れにくく、独特の旨みが特長。厚切りにし、素揚げにする食べ方がおすすめ。

▲ページのトップへ