「県産銘柄豚」
山形県の畜産物と言えば「総称山形牛」が有名ですが、豚肉も盛んに生産されていることをご存じですか？今回は、贈り物やご家族での食事が増えるこの季節に食べたい、ちょっと贅沢な「県産銘柄豚」について御紹介します。
2021年12月9日掲載
農林水産省の発表によると、令和2年度の食肉消費量は1人当たり33.3kgと、過去最高を記録しました。そのうち豚肉は12.9kgで、約4割を占めています。値段も手ごろでおいしい豚肉は、まさに私たちの生活の味方なんです。
豚肉の中でも「銘柄豚」とは、豚の品種やえさ、飼育環境に工夫を凝らし、一般的な豚肉と差別化を図ったものです。全国には400を超える銘柄豚があり、それぞれに独自の基準が設けられています。
山形県内でも、さまざまな銘柄豚が生産されていて、稀少な品種の組合せや、地元のお米を食べさせるなど、こだわりのある基準が設定されています。
スーパーなどで豚肉を購入する際、価格や産地で選ぶ方が多いと思いますが、「おいしさ」の面から言えば、やはり国産や県産の豚肉がおすすめです。実は、科学的にも国産豚肉のおいしさは証明されています。お肉の質を国産と外国産で比較したところ、外国産に比べ国産豚肉はうま味や軟らかさの点でより優れていました。
せっかくおいしい豚肉を食べるのであれば、国産の中でも、ぜひ山形県産の銘柄豚を食べていただきたいと思います。
山形県では、豚肉の生産者などの関係団体で「山形県産豚肉銘柄推進協議会」を設立し、オール山形で県産銘柄豚の品質向上と販売拡大のための活動を行っています。会員情報は「山形県産の銘柄豚」のページをぜひご覧ください。
・山形県産の銘柄豚（おいしい山形ホームページ）
会員が生産するのは全13銘柄。ぜひ食べ比べてみて、ご自身のお気に入りの銘柄豚を見つけてみてはいかがでしょうか？また、各社の公式ホームページ等から贈答品や加工品を購入することができますので、チェックしてみてくださいね。
ひと味違う「山形県産銘柄豚」をこの機会にぜひご賞味ください。