「マダラ(前編)」
魚へんに雪で「鱈(タラ)」と書くとおり、鱈の旬は雪の降る12月〜2月。とくに寒の時期(年明け〜節分)に獲れる寒鱈は、産卵のため卵や白子をたっぷり蓄えており、おいしさも格別!淡白でくせのない白身はさまざまな料理に使え、頭から尻尾、内臓まで、まるごとおいしくいただけます。庄内浜の魚のレシピが満載の「やまがたさかナビ」のキッチンより、今が旬の鱈を手軽に味わえるレシピをご紹介します。
2022年1月17日掲載
魚へんに雪で「鱈(タラ)」と書くとおり、鱈の旬は雪の降る12月〜2月。とくに寒の時期(年明け〜節分)に獲れる寒鱈は、産卵のため卵や白子をたっぷり蓄えており、おいしさも格別!淡白でくせのない白身はさまざまな料理に使え、頭から尻尾、内臓まで、まるごとおいしくいただけます。庄内浜の魚のレシピが満載の「やまがたさかナビ」のキッチンより、今が旬の鱈を手軽に味わえるレシピをご紹介します。
【材料】2人分
鱈白子(生食用):適量、生姜:1かけ
【作り方】
① 白子は、キッチンバサミで一口大になるようスジを切る。
② 鍋に湯を沸かし、塩を小さじ1程度入れて沸騰させる。
③ ②に①を入れ、1分程度したらそのままザルにあげ、氷水で冷やす。
④ 器に盛り付け、すりおろした生姜を添えて完成。
醤油のほかポン酢等でいただきます。
【材料】2人分
真鱈の卵:1腹、糸こんにゃく:1袋
人参:1本、醤油:大さじ2
酒:大さじ2、砂糖:大さじ2
みりん:大さじ2、水:適量
【作り方】
① 真鱈の卵はぶつ切りにしておく(皮はあとから取り出す)。
② 鍋に5センチほどにカットした糸こんにゃく、千切りにした人参を入れ、からいりする。
③ 具材がひたひたになる程度に水をいれ、調味料を入れて煮る。
④ 真鱈の卵を入れてほぐしながら煮詰め、全体に味がまわったら完成。
【材料】2人分
鱈(新鮮なもの):1サク
昆布:2枚、塩:適量
【作り方】
① 鱈のサクは軽く塩をして5分程度置く。
② ①の水分をキッチンペーパーでふき取る。
③ 表面を酒で湿らせた昆布で②を挟む。
④ ③をラップで包んで冷凍庫へ。
⑤ 食べるときは1日かけて冷蔵庫で解凍して削ぎ切りにします。
【材料】2人分
鱈切り身:2切れ、しめじ:1/2株
えのき:1/2パック、舞茸:1/2パック
ミニトマト:2個
とろけるチーズ:少々、白子:80g
塩・コショウ:少々、バター:10g
【作り方】
① きのこを食べやすいサイズに割いておく。
② ホイルに切り身をのせ、その上に野菜と白子をのせる。
③ 最後にとろけるチーズとバターをのせ、塩・コショウをして包む。
④ グリルで10分ほど焼いて完成。
【材料】2人分
鱈切り身:2切れ、白子:100g
じゃがいも:1個角切り
玉葱:1/4個角切り
人参:1/2本角切り
グリーンピース:少々
コンソメ:1個、水:200cc
豆乳:200cc、生クリーム:200cc
岩ノリ:少々
【作り方】
① 鱈は両面を焼いて一口大にカットしておく。
② 白子をすり鉢でペースト状にし、豆乳を加えて混ぜる。
③ 野菜をコンソメでゆでる。
④ 野菜に火がとおったら②と生クリームを入れて火にかける。
⑤ 塩・コショウで味を調えたら①をスープに投入。
⑥ 器に盛り付け、岩ノリをトッピングして完成。
山形県の海岸線は約135キロと日本国内で2番目に短いですが、年間130種類ほどの魚種が水揚げされ、少量多品種の沿岸漁業が中心となっています。
庄内浜の豊かな水産物を、ご家庭で気軽に味わうためのレシピを紹介します。ぜひご覧ください!
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【庄内浜の魚消費拡大総合プロジェクト推進本部(山形県水産振興課)】