「アルストロメリア」
百合に似た形で、優美さと豪華さを兼ね備えた花「アルストロメリア」。赤・ピンク・白・黄色・紫色など、色のバリエーションが豊富で、とてもカラフル。家に飾る花としても、卒業・入学・就職などお祝いのギフト用や、式典を飾るステージ花としても人気です。
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2018年2月26日掲載
百合に似た形で、優美さと豪華さを兼ね備えた花「アルストロメリア」。赤・ピンク・白・黄色・紫色など、色のバリエーションが豊富で、とてもカラフル。家に飾る花としても、卒業・入学・就職などお祝いのギフト用や、式典を飾るステージ花としても人気です。
アルストロメリアの原産地は南米。ヨーロッパで園芸品種が作られ、日本でも注目されるようになりました。山形県では比較的早く、昭和50年代に導入され、栽培技術の確立や品種特性の調査を行い、産地化を図りました。
アルストロメリアは、日照を好むけれども高温を嫌い、水を好むけれども排水の良さも必要な、栽培の難しい花です。栽培にはオランダなどで作られた苗を輸入して使うケースがほとんど。山形県の栽培環境は、ふるさとオランダとはかなり異なりますが、地中冷暖房栽培など多様な栽培方法を取り入れ、近年は周年出荷を実現しています。山形県産は、寒暖の差による花の色づきの良さが特徴。出荷量は全国第4位(平成28年度実績)の産地に成長しました。
毎年新しい品種が導入されるアルストロメリア。色の豊富さと花持ちの良さが知られるようになり、人気の切り花になりました。山形県産アルストロメリアの美しいカラーバリエーションを、ご家庭でも、大切な方への贈り物としても、ぜひお楽しみください。
▼アルストロメリアについて、詳しくはこちらもご覧ください。
・山形のうまいもの(花き)アルストロメリア
http://www.yamagata.nmai.org/crops/umaimono/flower/alstoremeria.html